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「ほうれんそう」の反対語!

 先日のニュース、迷子になったインコが自分の住所をしゃべって、無事に飼い主さんのもとへ帰ることができたとか。そういえば、少し前に桃太郎のお話を語るインコが話題になったりもしましたが、住所を教える方が確かに何かの時に役立つね。ある意味イケてる飼い主さんです。

 インコがなぜしゃべるかというと、まぁ体の仕組みはさておき、頭がいいので仲間と高度なコミュニケーションがとれるんだとか。共に暮らすパートナーとコミュニケーションがとりたいがためにしゃべろうとするんだそうです‥‥、こう聞くとかわいいなぁ。

 さて、インコもこないに努力してコミュニケーションをとろうとしております、人間もがんばらねば! という訳で、昨日、4月入社した新卒メンバーの2回目のフォローアップミーティングをいたしました。

 まだまだ社会人になって2ヵ月足らずの彼らですが、ちょっとはそれらしく‥‥‥なってんのかな~という感じ(笑)。とりあえず今回は、同期のメンバーで集まれてうれしい!みたいなムードで始まりました‥‥けど、当然ゼロ子の厳しいスパルタ指導で打ち砕きました(ウソやけど)。まぁ確かに、まわり全員が先輩や上司という中で、常に一番下っ端として動いている訳やし、ホッとする気持ちはわからんでもない。

 ただ、これから先ずっと働いていくなら、もう後にも先にも「社会人1年生」という時期はこの1年だけしかない。今感じている緊張感を大切に考えてほしいし、大事にしてほしいと思います。そういう気持ちが薄れてくると、見えなくなるものもたくさんあるからね。

 ところで、今回のミーティングでは、最後に「報告・連絡・相談」、いわゆる「ほう・れん・そう」を熱く語ったゼロ子です。ほうれんそうの何が一番大事かというと、「したつもり」にならないこと! 「したこと」に満足しないこと! 伝わっていなければ何の意味もない、報告をした、連絡をした、相談をした、という事実だけで物事は完結するのではない、それがきちんと伝わったことを確認して初めて「ほうれんそう」なのだよ‥‥という話。

 で、皆さんは、この「報告・連絡・相談」に反対語があるのをご存知ですか? それは「命令・解説・援助」、「めい・かい・えん」なんだそうです。そして、これらの言葉は、実はかつての時代の日本軍の中で使われていた戦争用語なんですと! 部下に報告、連絡、相談を義務づけ、その上で、上司は命令(指示)を出してやりなさい、その意味を解説してやりなさい、そして、その指示実行を援助してやりなさい、ということを説くための言葉‥‥。

 戦争用語と聞いて少しびっくりしたゼロ子ですが、その時代の日本軍が良いか悪いかは別として、指導する立場のやるべきことという意味で、すごく的を得てるな~と感心しました(それだけではないけどね)。報告・連絡・相談がスムーズに行われるためには、こちら側も正しく指導せねばなりません。

 フォローアップでは、先生役のゼロ子にとっても大切な勉強の場です。一緒にがんばりましょ~!(ゼロ子)
by zerokikaku | 2008-05-23 21:35 | ゼロ子の仕事(87)
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